インフルエンザは乳幼児もかかり易い病気の一つです。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
感染力がとても強い病気で、冬に流行する風邪の一種です。
[症状]
普通の風邪よりも急激に発症し症状が重いのが特徴です。38度以上の高熱が4~5日続き、乳幼児の場合は、不機嫌や食欲不振、嘔吐、下痢などが見られます。
[注意点]
インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず多くの人に短期間で感染が広がります。ウィルスは抗生物質でも殺す事はできないので、安静や栄養補給に気をつけます。
インフルエンザにかかった時に、解熱剤を使うと「ライ症候群」を引き起こすおそれがあるで注意が必要です。
[対策]
インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチンの接種です。流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種がおすすめで、13歳未満は原則として2~4週間の間隔をおいて2回接種します。
体を暖かくして安静にし栄養を取り、加湿器を用いて鼻や喉の保湿をするのも効果的です。
家族への感染防止のため、マスクの着用や室内の換気などを行いましょう。
[代表的な治療法]
直ぐに、医院でインフルエンザ感染の有無を確認してもらい、感染が確認されたら抗ウイルス薬を投与します。
抗インフルエンザ薬には、A型インフルエンザのみに有効な塩酸アマンタジンや、A型,B型インフルエンザに有効なノイラミニダーゼ阻害薬としてザナミビル水和物(吸入薬)、リン酸オセルタミビル(経口薬)などがあります。これらの薬剤には副作用が起こる可能性がありますので、医師の処方に従って使用することが大切です。
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