喉の病気として代表的なのは、痛みや違和感を伴う咽喉頭炎や、声がれの原因となる声帯ポリープなどがあります。
急性咽頭喉頭炎は、風邪をひいてノドが痛い症状がある場合がほとんどです。
治療としては、ノド(咽頭・喉頭)のどこに炎症があるかを突き止め、患部に薬液を塗ったり、消炎剤などを喉頭に噴霧するネブライザーを行います。また、消炎剤などを内服し、よくうがいをしてノドの炎症を取り除きます。
声帯ポリープは、声帯に生じる炎症性の腫瘤と呼ばれるこぶで、通常片側に発生します。ポリープの大きさはさまざまで、両側の声帯にできることもまれにあります。症状としては、声がれが主で、ノドに違和感などを生じる場合もあります。
治療としては、消炎薬の投与やステロイドホルモンの吸入治療により、ポリープがなくなることもあります。ただし、これらの治療に反応しない時は、ポリープを切除する手術が必要となります。
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